2日連続の肘内障 0歳と4歳

  • 2019.11.13 Wednesday
  • 01:50

 

【肘内障とは】

 

肘の関節(正確には近位橈尺関節)を繋いでいる靭帯から骨が抜けてしまう(抜けかけてしまう)、幼児期特有の脱臼です。

回内位(手のひらを下に向けた状態)で手を引っ張られた時や肘が曲がった状態で腕が体の下敷きになり、尚かつ、その上から友達や兄弟に乗られて体重がかかった時などに発症します。(例えばです…)

基本的に3歳頃までであれば、炎症反応を伴わない脱臼なのですが、4歳を過ぎたあたりから本来の“脱臼”に近くなり炎症反応を伴うため、固定をおこなわなければいけません。

典型的な症状は抜けた側の手を動かさない。そしてぶら〜んと腕を伸ばした状態で脱力しています。

ここで大切なのは、発症原因です。上記のような原因であれば、十中八九肘内障と言えるのですが、例えば高いところから落ちて手をついたなどの強い衝撃で発生したものであると、骨折の可能性もあるため注意が必要です。

 

 

【今回の症例の原因】

 

0歳の子の場合は詳しくはわからないのですが、抱き上げたときにポクっと音がして、それから手を動かさずに泣いていた。

4歳の子の場合は保育園で先生に飛びつくように抱きついたら、その拍子に抜けてしまった。ということでした。

 

このように弱い力で発症した場合は、来院して1分で肘内障と判断し、当院ではエコーで一応確認はしますが、治すのも10秒くらいで終わります。ただやはり肘が外れていますので、整復(骨折や脱臼を元の位置にに戻す手技)の際は痛いです。

 

 

【処置】

 

2症例ともその場ですぐに治し、2日間は包帯固定をします。

 

 

お子さんが痛がっていたり、腕を動かさない場合はすぐに連れてきて下さい。

 

 

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みさわ整骨院

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