手首骨折 小学6年生

  • 2019.05.22 Wednesday
  • 00:07

 

【ケガの原因】

 

自転車乗車中に転倒した際、手をつき負傷。

 

 

【ケガの特徴】

 

今回は手首の骨折「スミス骨折」をご紹介します

 

スミス骨折とは・・・

 

橈骨(とうこつ)という骨が手首の近くで手の平側に曲がって折れる骨折です。

 

今回は尺骨(しゃっこつ)という橈骨の隣の骨も一緒に折れていました。

 

 

 

 

 

 

【当院に来院するまでの処置】

 

今回の患者さんが当院に来院されたのは受傷から1週間後でした。

 

最初の1週間は近くの整形外科で診てもらい、固定のみをしていました。

 

 

【初診時の症状(受傷後1週間)】

 

まず症状をみて、エコーで確認し、念のためレントゲン写真を

 

見せてもらったところ、ひどい状態でした…

 

折れて曲がったまま(15度以上)、しかも固定具も本来行うべき形とは

 

反対に曲げられて固定されておりました。

 

このままだと手のひらを上に向ける(回外)動作に制限が出るのと、

 

骨はくっつくが腕が曲がったままになってしまうことを、

 

親御さんに説明し、骨をまっすぐに戻し、

 

固定具も正しい形にしましょうと提案しました。

 

親御さんにも理解して頂くことができました。

 

 

【処置】

 

1週間経っていたため、すでに骨の修復が始まっていますが、

 

骨を逆側に折るように整復(骨を元に戻す手技)をおこない、

 

(ビキッとすごい音がしました。)

 

固定具をその場で作り、二の腕から指の付け根まで固定をおこないました。

 

 

 

【今後の予定】

 

最初の5日〜1週間は完全安静です。

 

日常生活はオッケーですが、他の部位のトレーニングなども

 

禁止です。

 

1週間経ったら、固定具の調整をして、

 

もう少し肘を動かせるようにし、指の運動等を

 

おこないます。ここから、下半身などのトレーニングを

 

開始します。

 

2週間経ったら、肘の制限は外して、

 

前腕部だけの固定にし、

 

3週間経ったらより固定を軽くし、

 

4週間経ったら固定を外す予定です。

 

 

 

 

 

スミス骨折はそんなに難しい骨折ではありません。

 

しかし最初に処置をした整形外科のお医者さんは

 

相当忙しかったせいか、診断も処置も間違っていました。

 

あのままでは小学6年生の彼は、利き手が曲がってしまう上に

 

動きも制限され、小さい頃から一生懸命練習しているスポーツに

 

支障をきたしたかもしれません。

 

整形外科の名前も書きたいくらいですが...

 

もう少し、患者さんの将来のことを考えて

 

日々の診療をおこなって頂きたいです。

 

 

 

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