分離膝蓋骨 小学6年生 サッカー

  • 2020.02.22 Saturday
  • 11:39

【分離膝蓋骨とは】

先天的、もしくは後天的に膝のお皿の骨が分離したままになった状態。です。

日常生活をしているだけであれば、自覚症状がないことがほとんどですが、スポーツをしている子(大人でも)に痛みが現れることがあります。


【膝のお皿の役割】

膝関節はものすごい負担がかかる上、広い可動域が求められます。日常生活でも正座をしたり、しゃがんだりと深く曲げなくてはなりませんよね。この膝の曲げ伸ばしの際に、膝の前を通る筋肉への負担を減らすためにお皿の骨が存在します。

強い負荷がかかる場所だからこそお皿の骨があるのです。


【今回の症例】

基本的には「使い過ぎに」よるところが大きいのですが、最初にも述べたとおり先天的に分離膝蓋骨になりやすい方がいるのも事実です。そのような人がスポーツをしていると分離して構造的に弱くなった部分に炎症が出て、痛みを発生させてしまいます。

今回のサッカー少年は痛みが出て翌日に来院してくれたので、早急にギプス固定をおこなうことができました。5日間は松葉杖をつき、2週間は固定をおこないます。そして急性の炎症を完全に抑えてから徐々にリハビリを行う予定です。




【放っておくと…】

実は分離膝蓋骨は痛くてもプレーできてしまう人がほとんどです。しかし、そのままプレーしていると、分離している部分の炎症がなくならず、修復されないため、軟骨が骨に置換されなくなってしまい、分離したまま大人になり、しかも慢性疼痛化してしまうため、常に痛みを訴えるようになります。手術をして分離した骨を取り除くこともあるのですが、予後は悪く、痛みが取れないことがほとんどです。そして、手術をしても数カ月はプレーできませんので、最初に固定をして、修復を促し、その後もしばらくは運動制限をしながら生活をしていくことで、結局休む期間を最小限にすることができます。


お子さんの体の痛みを放っておかず、早めにご相談ください。



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